「つみたてNISAって、本当に増えるの?」そう思いながら検索して、このページにたどり着いたのではないでしょうか?
毎月コツコツ積み立てているのに、残高は思ったほど増えないし、相場が下がるたびに「今やめた方がいいのでは…」と不安になる方もいると思います。
SNSでは「放っておけば増える」と簡単そうに言うけれど、なぜ増えるのかは誰も教えてくれないです。
つみたてNISAは、増える仕組みが腹落ちした瞬間、不安は期待に変わります。
この記事では、
- なぜ「時間」が最大の味方になるのか
- なぜ一時的に減っても問題ないのか
- なぜ普通の人ほど有利なのか
を、この疑問に向き合って行きましょう。
先に、つみたてNISAの仕組みを全体的にチェックしたい方は、下記の記事を読んでください。

つみたてNISAが増える仕組みを初心者向けに解説

つみたてNISAで増える理由5つの概要
この記事では、つみたてNISAで資産が増えやすい理由を5つに整理して紹介します。
- 複利効果
- 長期継続による時間の味方
- 非課税制度の恩恵
- 低コストで分散できるインデックス投信の存在
- タイミングに左右されない積立の仕組みです。
これらを理解することで、なぜつみたてNISAが初心者に向くのか納得感をもって始められます。
後ほど、各項目を解説していきますね。
検索意図別の結論まとめ:なぜ増える?嘘や知恵袋の疑問に答える
つみたてNISAは、「増やしてくれる制度」ではないです。
増える行動を続けた人が、結果的に報われやすい仕組みとなっています。
ここを理解できない限り、不安は消えませんし、逆に理解できた瞬間、迷いはほぼ無くなります。
増える理由は以下の3点が同時に成立したときだけです。
-
世界経済(企業利益)が長期的に成長してきた事実
-
下落局面でも積み立て続ける時間分散
-
利益に税金がかからない非課税構造
この3つが揃うことで、確率論的に「増えやすい」状態になるだけです。
つみたてNISAは、「必ず増える」制度ではありません。
読む前の用語整理:複利、運用益、非課税など基本用語の確認方法
金融用語に慣れていない方のために、まずは複利、単利、運用益、元本、分配金、信託報酬、非課税といった基本用語を整理しておきましょう。
複利は利益が再投資されてさらに利益を生む仕組みで、運用益は投資の結果得られる増加分を指します。
非課税とは本来かかる運用益の税が免除されることで実効リターンが上がる制度メリットです。
用語を押さえると各項目の説明がぐっと理解しやすくなります。
理由1:複利効果で運用益が雪だるま式に増える仕組み

複利と単利の違いとは?複利が利益に与える影響
単利は元本に対してのみ利息が付く方式で、期間が長くなっても利益は直線的に増えます。
対して複利は利息が元本に組み込まれ、利息にも利息が付くため時間とともに増加率が加速します。
投資においては、配当や分配金を再投資することで複利効果を得られ、つみたてNISAは非課税部分を再投資しやすいため複利の恩恵を受けやすい性質があります。
シミュレーションで見る複利効果:期間と利回りで増え方を比較
前提条件はすべて同じにします。
-
毎月積立:3万円
-
年間積立:36万円
-
元本は「積み立てた合計額」
<複利効果シミュレーション一覧表>
「利回り3%の場合」
| 期間 | 元本合計 | 最終金額 | 増えた金額 |
|---|---|---|---|
| 10年 | 360万円 | 約420万円 | +60万円 |
| 20年 | 720万円 | 約980万円 | +260万円 |
| 30年 | 1,080万円 | 約1,700万円 | +620万円 |
「利回り5%の場合」
| 期間 | 元本合計 | 最終金額 | 増えた金額 |
|---|---|---|---|
| 10年 | 360万円 | 約465万円 | +105万円 |
| 20年 | 720万円 | 約1,240万円 | +520万円 |
| 30年 | 1,080万円 | 約2,500万円 | +1,420万円 |
この表を見て、「10年しかできないかも」と感じたなら、期待値は下がります。
逆に、「20年以上は続ける前提」と決められるなら、すでに有利な側に立っています。
これが、複利を数字で見た現実です。
『複利効果がない』と言われるケースの真相と確認方法
『複利効果がない』と感じるのは短期で評価した場合や分配金が外部に支払われて再投資されていない商品を保有している場合です。
確認方法としては、運用報告書やファンドの分配方針を見て、分配金がどう扱われるかと非課税枠で再投資されているかをチェックしましょう。
つみたてNISA対象の多くは分配金を出さない再投資型の商品が多く、複利効果を得やすい設計です。
理由2:長期・継続投資で時間が味方になる(成長のメカニズム)
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ドル・コスト平均法の活用で毎月の積立が有利になる理由
ドル・コスト平均法は一定額を定期的に購入することで、高値のときは少なく、安値のときは多く買う仕組みになり、購入単価が平均化されます。
これにより、一度に高値で買ってしまうリスクを抑えられ、長期的には有利に働く可能性が高まります。
特に、つみたてNISAのような毎月自動で積み立てられる枠は、この手法を自然に活用できる点がメリットです。
72の法則でざっくり把握する増え方の目安
72の法則は『利回りで資産が倍になる年数 ≒ 72 ÷ 利回り(%)』という簡易計算です。
例えば、年利3%なら約24年で資産が倍になる目安になります。
これは、単純計算の目安ですが、複利の効果や定期積立を考える際の直感的な指標として便利です。
目安をつかむことで長期計画を立てやすくなります。
長期保有のリスクと元本割れの可能性
長期保有は、確率的にリスクを低減しますが、ゼロリスクではありません。
市場全体が、長期にわたり低迷するリスクや、特定資産の信用リスク、為替変動リスクなどは残ります。
元本割れの可能性は、短期よりも減る傾向にありますが、絶対安全ではないため分散投資と定期的な見直し、リスク許容度に応じた資産配分が重要です。
つみたてNISAでは、時間を味方につけて、最終的に元本割れを防ぎ、利益を出せれば、良いと考えるのが、一般的です。
理由3:非課税制度(NISA)の効果で実効リターンが上がる
の効果で実効リターンが上がる-visual-selection-1.png)
運用益にかかる税金との比較:非課税のメリットとは
投資で利益が出ると、通常は税金が引かれますが、つみたてNISAは、ここが決定的に違います。
<税金あり・なしの比較一覧表>
前提条件をそろえます。
-
元本:300万円
-
運用益:200万円
-
最終金額:500万円
「通常の課税口座の場合」
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 元本 | 300万円 |
| 運用益 | 200万円 |
| 税金(約20%) | ▲40万円 |
| 手元に残る利益 | 160万円 |
| 最終金額 | 460万円 |
「つみたてNISA(非課税)の場合」
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 元本 | 300万円 |
| 運用益 | 200万円 |
| 税金 | 0円 |
| 手元に残る利益 | 200万円 |
| 最終金額 | 500万円 |
非課税のメリットは、増えている途中では実感できません。
でも、「なんでこの人、同じことしてるのにお金が多いの?」その差が、税金です。
つみたてNISAは、勝ちやすくするズルではなく、負けにくくする制度となっています。
ここを理解できるかどうかが分かれ道です。
分配金・配当金の扱いとNISAでの優位性
投資信託の分配金や株の配当金は通常課税対象ですが、つみたてNISA口座内で受け取る分配金や配当金は非課税です。
ただし、商品によっては分配金を出すタイプと再投資するタイプがあるため、つみたてNISAでは再投資型(分配を出さない)商品を選ぶと複利効果を最大化しやすくなります。
非課税の恩恵で、再投資が加速する点が優位性です。
新NISAとの違いと自分に合う制度の選び方
ほとんどの初心者は「新NISAだけでOK」です。
理由はシンプルで、旧制度の上位互換だからです。
理由4:低コストで分散できる投信(インデックス)が味方になる
が味方になる-visual-selection-1-1024x730.png)
インデックスファンドの利点と信託報酬などのコスト比較
インデックスファンドの最大の利点は「低コストで平均点を取り続けられること」です。
<インデックス vs アクティブ 比較一覧表>
| 比較項目 | インデックスファンド | アクティブファンド |
|---|---|---|
| 運用方針 | 市場全体に連動 | 市場平均超えを狙う |
| 運用の難易度 | 非常に低い | 高い(人に依存) |
| 成績の安定性 | 高い | ばらつきが大きい |
| 長期向き | ◎ | △ |
| 初心者向き | ◎ | ✕ |
<信託報酬(コスト)の比較一覧表>
※ 年率コストの目安
| ファンド種類 | 信託報酬(年率) |
|---|---|
| インデックス(低コスト) | 0.1〜0.2% |
| インデックス(平均) | 0.3〜0.5% |
| アクティブファンド | 1.0〜2.0%以上 |
証券会社・銘柄選びのポイントと人気ランキング
証券会社は「手数料が安くて、長く安心して使えるところ」を選べばいいです。
難しく考える必要はありません。
投資は「どこで始めるか」で、結果がかなり変わります。
【人気の証券会社ランキング(初心者向け)】
※ 口座数・低コスト・新NISA対応などから見た一般的な評価です
| ランク | 証券会社 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | 楽天証券 | 手数料が安く、使いやすい |
| 2位 | SBI証券 | 取扱商品が多く、王道 |
| 3位 | マネックス証券 | 情報が分かりやすい |
この3つから選べば、大きく失敗しにくいです。
【銘柄(投資信託)選びのポイント】
初心者は「インデックスファンド」で大丈夫です。
理由はシンプルです。
-
世界全体に分けて投資できる
-
成績が安定しやすい
-
手数料が安い
よく選ばれている銘柄の特徴(共通点)
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 投資先 | 世界の国や会社 |
| 信託報酬 | 年0.1〜0.2%台 |
| 運用方法 | 市場全体に連動 |
「すごい会社を当てにいかない」のがコツです。
REITや高配当株と比べたときの効率とリスク
REITや高配当株は、配当や分配によるキャッシュフローが魅力ですが、価格変動や利回り変動のリスクが大きく、特定セクターに偏る傾向があります。
一方、インデックス投信は低コストで分散が効き、複利を活かしやすい点で長期の資産形成効率が高いです。
目的によって、配当重視か成長重視かを選ぶと良いです。
理由5:タイミングに左右されない積立投資が増える理由

一括投資と積立の違い:タイミングの影響とメリット
一括投資は、市場が上昇基調にあれば早期にリターンを得られる一方、買い付け時点が高値だと大きな含み損を抱えるリスクがあります。
積立は、時間を分散することで高値掴みのリスクを下げます。
どちらが有利かは相場次第ですが、投資初心者の方は、心理的に安定しやすい積立が向いている場合が多いです。
迷っているなら、分散投資から始めて、深く考えずに、毎月積み立てる習慣づけをしましょう。
つみたてNISAで増えるタイミングはあるか?相場下落時の活用法
相場下落時は一見不安ですが、積立にとっては安く多く買えるチャンスです。
長期視点なら短期の下落は回復の機会となることが多く、下落時も淡々と積立を続けられる心構えが重要です。
必要に応じて積立額を増やす『買い増し戦略』をとることも検討できますが、リスク許容度を超えないよう注意してください。
相場下落時の活用方法としては、
① 積立を止めない
② 積立額を増やせるなら少しだけ増やす
③ チャートを見すぎない
になります。
つみたてNISAは、下落中に冷静に判断できた人が、後から報われる仕組みです。
増える瞬間は目に見えませんが、増える準備は下落時に確実に進んでいます。
やることはシンプルですので、続ける、必要なら少しだけ足す、の以上です。
継続するコツ:積立金額・期間の決め方とプラン
続く人は「金額を低く・期間を長く」で決めており、増やす前に、やめない設計を組み立てることが最優先です。
実践編:つみたてNISAで本当に増えるかを確認する方法

簡単シミュレーション手順:毎月・年間金額と想定利回りで試す
シミュレーションは「だいたいの未来」を知るために行います。
難しい計算は必要ありません。
大切なのは、「続けたら、どのくらいになりそうか」を先に見ておくことです。
【簡単シミュレーション手順】
<ステップ①:毎月いくら出せるか決める>
まずは、ムリのない金額からで問題ありません。
| 例 | 毎月 |
|---|---|
| 少なめ | 1万円 |
| ふつう | 3万円 |
| 余裕あり | 5万円 |
<ステップ②:1年でいくらか計算する>
| 毎月 | 年間 |
|---|---|
| 1万円 | 12万円 |
| 3万円 | 36万円 |
| 5万円 | 60万円 |
<ステップ③:想定利回りを決める>
初心者はこの中から選べばOK。
| 利回り | 考え方 |
|---|---|
| 3% | かなり慎重 |
| 5% | ふつう |
| 7% | 期待高め |
<ステップ④:期間を決める>
| 期間 | 意味 |
|---|---|
| 10年 | まだ途中 |
| 20年 | 安定し始める |
| 30年 | 複利が強くなる |
投資で失敗する人の多くは、始める前に考えすぎるか、始めた後に見すぎるかです。
シミュレーションは、最初に一度やって、あとは軽くチェックするぐらいで、放っておく。
それが、一番賢いやり方です。
ケース別シミュレーション例:いくら増えるか目安を確認
ケース別に「いくら増えそうか」を一目で分かる形でまとめて紹介します。
※増え方がイメージできる一覧表で示します(初心者向け)。
<ケース別シミュレーション一覧表>
「ケース①:超初心者・まず慣れたい人」
| 内容 | 数値 |
|---|---|
| 毎月積立 | 1万円 |
| 年間 | 12万円 |
| 期間 | 20年 |
| 元本 | 240万円 |
| 最終金額目安 | 約410万円 |
| 増えた分 | +170万円 |
少額でも「時間」で増えます。
「ケース②:初心者・標準プラン」
| 内容 | 数値 |
|---|---|
| 毎月積立 | 3万円 |
| 年間 | 36万円 |
| 期間 | 20年 |
| 元本 | 720万円 |
| 最終金額目安 | 約1,240万円 |
| 増えた分 | +520万円 |
多くの人が現実的に狙えるラインです。
「ケース③:余裕あり・しっかり型」
| 内容 | 数値 |
|---|---|
| 毎月積立 | 5万円 |
| 年間 | 60万円 |
| 期間 | 30年 |
| 元本 | 1,800万円 |
| 最終金額目安 | 約4,150万円 |
| 増えた分 | +2,350万円 |
後半の伸びが大きくなります。
よくある疑問Q&A:なぜ増えるのか、知恵袋の『嘘』は本当か(なぜ増える、知恵袋、嘘)
Q:つみたてNISAで必ず増えるの? A:必ずではありませんが、長期・分散・低コストの組合せは増える期待値を高めます。
Q:手数料で食われるのでは? A:低コストの商品を選べば手数料の影響は小さくなります。
Q:元本保証はある? A:基本的に投資なので元本保証はありませんが、長期でリスクを分散することで可能性を高めます。


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