SBI証券クレカ積立のポイント条件は?付与率・対象外を解説

クレカ積立
SBI証券のクレカ積立では、三井住友カードなどの対象カードを利用することで、条件に応じてポイントが付与されます。

ただし、ポイント付与率はカードの種類や年間カード利用額などによって異なるため、「自分は何%もらえる?」「クレカ積立額も年間利用額に含まれる?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

また、条件を満たしているつもりでも、カードや積立の設定などによってポイントが付与されないケースもあります。

この記事では、SBI証券のクレカ積立でポイントを受け取るための条件をはじめ、カードごとの付与率や対象外になるケース、ポイントの付与時期についてわかりやすく解説します。

SBI証券クレカ積立のポイント付与条件

クレカ積立でポイントをもらうための基本条件

SBI証券のクレカ積立でポイント付与を受けるには、対象となるクレジットカードを登録し、投資信託の積立設定で決済方法にクレジットカードを選択する必要があります。

三井住友カードを利用する場合、基本的な流れは次のとおりです。

  1. SBI証券の口座を用意する
  2. SBI証券に対象の三井住友カードを登録する
  3. 対象の投資信託を選び、クレジットカード決済で積立設定する
  4. カードごとに定められたポイント付与条件を満たす

ただし、クレカ積立のポイント付与率は一律ではありません。

利用するカードの種類や年間カード利用額などによって付与率が変わるため、「クレカ積立を設定した=同じ還元率でポイントがもらえる」というわけではない点に注意しましょう。

また、SBI証券でVポイントを貯めたり使ったりするサービスや、Vポイントアッププログラムには別途登録条件があります。

「SBI証券Vポイントサービス」と「クレカ積立のポイント付与条件」を混同せず、それぞれの条件を確認することが大切です。

クレカ積立額は年間カード利用額に含まれない

SBI証券のクレカ積立で注意したいのが、クレカ積立の利用額は、ポイント付与率を判定する「年間カード利用額」の集計対象にならないことです。

たとえば、毎月10万円をクレカ積立すると、1年間の積立額は120万円になります。

しかし、この120万円だけで「年間100万円利用」の条件を達成したことにはなりません。

年間カード利用額の条件を満たすには、クレカ積立とは別に、買い物など集計対象となるカード利用が必要です。

特に、三井住友カード ゴールド(NL)などは、年間カード利用額によってクレカ積立のポイント付与率が変わるため、「積立額も年間利用額に含まれる」と勘違いしないよう注意しましょう。

ポイント対象外になるケース

SBI証券でクレカ積立を設定しても、すべての取引やクレジットカードがポイント付与の対象になるわけではありません。

クレジットカード決済を利用できるのは、対象となる投資信託の積立買付です。

SBIラップなど、クレジットカード決済の対象外となる取引もあります。

また、利用するクレジットカードにも注意が必要です。

三井住友カードの場合、SBI証券に決済用カードとして登録できても、クレカ積立のポイント付与対象外となるカードがあります。

特に、Vポイント以外の独自ポイントが貯まる一部の提携カードなどは、カードごとの条件を確認しましょう。

なお、NISA口座だからポイント対象外になるわけではありません。

SBI証券のクレカ積立は、NISAのつみたて投資枠・成長投資枠のほか、一般口座・特定口座でも設定できます。

ただし、NISA口座で積み立てた場合も、ポイントが付与されるかどうかはカードの種類や利用条件によって決まります。

ポイントが付かない場合は、口座区分だけで判断せず、利用するカードと積立取引がポイント付与の対象になっているかを確認しましょう。

年間カード利用額によってポイント付与率が変わる

SBI証券のクレカ積立では、利用する三井住友カードの種類だけでなく、年間カード利用額によってもポイント付与率が変わります。

そのため、同じ金額をクレカ積立していても、カードの種類や年間カード利用額によって、受け取れるVポイントが異なる場合があります。

たとえば、三井住友カード ゴールド(NL)などは、年間カード利用額に応じてクレカ積立のポイント付与率が変わります。

「ゴールドカードだから一律で1%」というわけではなく、所定の年間カード利用額を満たしているか確認することが大切です。

なお、前述したとおり、SBI証券でのクレカ積立額そのものは年間カード利用額の集計対象にはなりません。

自分に適用されるポイント付与率を確認するときは、「カードの種類」と「クレカ積立以外の年間カード利用額」をあわせて確認しましょう。

カードごとのポイント付与条件を確認する

SBI証券のクレカ積立では、利用する三井住友カードによってポイント付与条件が異なります。

カード入会2年目以降のポイント付与率は、主に次のとおりです。

カードの種類 年間カード利用額 ポイント付与率
三井住友カード(NL) 10万円以上 0.5%
三井住友カード(NL) 10万円未満 0%
三井住友カード ゴールド(NL) 100万円以上 1.0%
三井住友カード ゴールド(NL) 10万円以上100万円未満 0.75%
三井住友カード ゴールド(NL) 10万円未満 0%

※カード入会初年度は、原則として年間カード利用額にかかわらず、三井住友カード(NL)は0.5%、三井住友カード ゴールド(NL)は1.0%です。ただし、同一カードへの再入会などでは例外があります。

このように、同じSBI証券のクレカ積立でも、カードの種類や年間カード利用額によって受け取れるVポイントが変わります。

また、年間カード利用額の判定には、クレカ積立の利用額は含まれません。

自分に適用されるポイント付与率を確認するときは、カードの種類だけでなく、入会からの経過年数や年間カード利用額も確認しましょう。

SBI証券クレカ積立のポイントはいつ付与される?

クレカ積立のポイント付与時期

SBI証券のクレカ積立で三井住友カードを利用した場合、通常のVポイントはカード利用日の翌々月10日頃に付与されます。

そのため、クレカ積立の買付が完了しても、すぐにポイントが反映されるわけではありません。

また、Olive限定上乗せプランや資産運用特典の条件達成による上乗せ分は、カード利用日の翌々月15日頃に付与されます。

通常分と上乗せ分では付与時期が異なるため、「一部のポイントしか付いていない」と感じた場合は、それぞれの付与予定日を確認してみましょう。

付与されたVポイントを確認する方法

SBI証券のクレカ積立で付与されたVポイントは、VpassアプリやVポイントPayアプリなどから確認できます。

「ポイントが付いたかわからない」という場合は、現在のポイント残高だけでなく、ポイントの獲得履歴も確認しましょう。

獲得履歴では、ポイントの付与日や獲得ポイント数を確認できるため、クレカ積立によるポイントが反映されているか判断しやすくなります。

ただし、クレカ積立の買付直後にポイントが付与されるわけではありません。

まだ付与予定日前の場合は、前述したポイント付与時期を確認し、反映されるまで待ちましょう。

ポイントが反映されないときの確認方法

SBI証券のクレカ積立でポイントが反映されていない場合は、まずポイントの付与予定日を確認しましょう。

クレカ積立のポイントは買付直後に付与されるわけではないため、付与予定日前であれば、すぐに設定を変更せず反映を待ちましょう。

付与時期を過ぎてもポイントが確認できない場合は、次の項目を順番に確認します。

  1. Vpassアプリなどのポイント履歴に反映されていないか
  2. 利用しているカードがポイント付与対象か
  3. 年間カード利用額などの付与条件を満たしているか
  4. クレカ積立のカード決済が正常に行われているか

特に、年間カード利用額によってポイント付与率が0%になるカードもあります。

積立が正常に行われていても、ポイント付与条件を満たしていなければ、Vポイントが付かない場合があります。

各項目を確認しても原因がわからない場合は、後述する「条件を満たしているのにポイントが付かない場合」で詳しい確認方法を紹介しています。

SBI証券クレカ積立のポイント還元率

三井住友カードの種類別ポイント付与率

SBI証券のクレカ積立では、利用する三井住友カードの種類と年間カード利用額によって、Vポイントの付与率が異なります。

代表的なカードのポイント付与率は、以下の一覧表で確認できます。

カード 年間カード利用額 ポイント付与率
三井住友カード(NL)など 10万円以上 0.5%
三井住友カード(NL)など 10万円未満 0%
三井住友カード ゴールド(NL)など 100万円以上 1.0%
三井住友カード ゴールド(NL)など 10万円以上100万円未満 0.75%
三井住友カード ゴールド(NL)など 10万円未満 0%
三井住友カード プラチナプリファードなど 500万円以上 3.0%
三井住友カード プラチナプリファードなど 300万円以上500万円未満 2.0%
三井住友カード プラチナプリファードなど 300万円未満 1.0%
三井住友カード Visa Infiniteなど 700万円以上 4.0%
三井住友カード Visa Infiniteなど 500万円以上700万円未満 3.0%
三井住友カード Visa Infiniteなど 300万円以上500万円未満 2.0%
三井住友カード Visa Infiniteなど 300万円未満 1.0%

※上記は、カード入会2年目以降の年間カード利用額に応じたポイント付与率の代表例です。入会初年度は条件が異なります。

また、Olive限定上乗せプランや資産運用特典による上乗せ分は含みません。

このように、カードのランクが高ければ必ず高還元になるわけではなく、年間カード利用額によって実際の付与率が変わります。

特に、一般カードやゴールドカードでは、年間カード利用額が10万円未満の場合、ポイント付与率が0%になるため注意が必要です。

カードを選ぶときは最大付与率だけで比較せず、自分が無理なく達成できる年間カード利用額も考慮しましょう。

年間カード利用額によるポイント条件

SBI証券のクレカ積立でポイント付与率を確認するときは、年間カード利用額の集計対象となる支払いを把握することが重要です。

三井住友カードでは、カードを利用したすべての支払いが年間カード利用額に含まれるわけではありません。

たとえば、クレカ積立の利用額に加え、年会費やキャッシング利用分なども集計対象外となります。

そのため、カードの利用総額が年間10万円・100万円などの基準を超えていても、ポイント付与率の判定に使われる年間カード利用額は、それより少ない場合があります。

ポイント付与率を確認するときは、利用明細の合計額だけで判断せず、集計対象となる年間カード利用額を確認しましょう。

なお、集計対象となる支払いの範囲や集計期間は、カードや特典によって異なる場合があります。

資産運用特典によるポイント上乗せ

SBI証券のクレカ積立では、通常分のVポイントに加えて、「資産運用特典」によるポイントの上乗せを受けられる場合があります。

通常分のポイント付与率は最大4%ですが、Olive資産運用サービスに申し込み、所定の条件を満たすと最大2%が上乗せされ、合計で最大6%になります。

ただし、資産運用特典は、クレカ積立を設定するだけで自動的に適用されるものではありません。

Olive資産運用サービスへの申し込みに加え、対象となる口座の保有や、三井住友銀行の預金残高・SBI証券の資産残高などに関する条件を満たす必要があります。

また、資産運用特典が適用される場合、Olive限定上乗せプランの特典は重複して適用されません。

「最大6%」は誰でも受けられる還元率ではないため、通常分と上乗せ分の両方の条件を確認しましょう。

条件を満たしているのにポイントが付かない場合

クレジットカードと積立設定を確認する

ポイントの付与時期を過ぎてもVポイントが確認できない場合は、まずクレカ積立の決済が正常に行われているか確認しましょう。

SBI証券では、クレジットカードの利用限度額超過や有効期限切れなどによって決済できなかった場合、クレカ積立の買付が行われません。

SBI証券にログインし、「クレジットカード決済履歴」から対象月の決済状況を確認してください。

三井住友カードの場合、正常に決済が完了していれば、決済履歴に「決済完了」と表示されます。

また、カードの再発行や切替えによって会員番号・有効期限などが変更された場合は、SBI証券に登録しているカード情報の確認が必要です。

登録情報の変更が必要な場合は、SBI証券の案内に従ってカードの再登録などを行いましょう。

あわせて、積立設定の決済方法が「クレジットカード」になっているか、次回発注予定日がいつになっているかも確認してください。

ポイントが付かない場合は、すぐに設定を変更せず、まず「カード決済が完了しているか」「積立買付が正常に行われているか」を確認することが大切です。

クレカ積立の設定方法を最初から確認したい方は、SBI証券クレカ積立のやり方で、クレジットカードの登録から積立金額の設定まで順番に解説しています。

年間カード利用額の達成状況を確認する

クレカ積立の決済が正常に行われているのにポイントが付かない場合は、年間カード利用額の達成状況を確認しましょう。

三井住友カード(NL)や三井住友カード ゴールド(NL)などは、年間カード利用額によってクレカ積立のポイント付与率が変わります。

カード入会2年目以降の場合、年間カード利用額が10万円未満だと、通常分のポイント付与率が0%になることがあります。

また、SBI証券のクレカ積立額そのものは、年間カード利用額の集計対象にはなりません。

そのため、毎月クレカ積立をしていても、年間カード利用額の条件を満たしているとは限りません。

ポイントが付かない場合は、次の3点を確認しましょう。

  1. 自分のカードに適用される年間カード利用額の条件
  2. クレカ積立以外の集計対象となるカード利用額
  3. ポイント付与率の判定対象となる集計期間

なお、カード入会初年度は条件が異なる場合があるため、入会時期もあわせて確認してください。

年間カード利用額の条件を満たしているのにポイントが確認できない場合は、付与時期や決済履歴を再確認し、それでも解決しなければ問い合わせを検討しましょう。

解決しない場合はSBI証券・三井住友カードで確認する

ポイントの付与時期や年間カード利用額、クレカ積立の決済状況を確認しても原因がわからない場合は、SBI証券や三井住友カードのサポート窓口に問い合わせましょう。

問い合わせる前に、次の情報を整理しておくとスムーズです。

  • 利用しているクレジットカードの種類
  • クレカ積立の設定金額
  • 対象となるカード利用日・買付月
  • SBI証券でのクレカ積立の決済状況
  • Vポイントの付与履歴
  • 年間カード利用額の達成状況

問い合わせ先は、確認したい内容によって異なります。

クレカ積立によるVポイントの付与状況やポイント履歴については、まず三井住友カード側で確認しましょう。

一方、投資信託の積立設定やクレジットカード決済の状況については、SBI証券のサポート窓口で確認できます。

「ポイントが付かない」という理由だけで積立設定を何度も変更せず、原因を確認してから対応することが大切です。

まとめ

SBI証券のクレカ積立でもらえるVポイントは、利用する三井住友カードの種類や年間カード利用額によって付与率が異なります。

特に、クレカ積立額そのものは、ポイント付与率を判定する年間カード利用額に含まれないため注意が必要です。

また、通常分のVポイントは、カード利用日の翌々月10日頃に付与されます。

ポイントが付かない場合は、次の項目を順番に確認しましょう。

  1. ポイントの付与予定日を過ぎているか
  2. カードごとのポイント付与条件を満たしているか
  3. 年間カード利用額の条件を満たしているか
  4. クレカ積立の決済が正常に完了しているか

それでも原因がわからない場合は、確認したい内容に応じてSBI証券や三井住友カードへ問い合わせましょう。

クレカ積立を利用するときは、最大還元率だけで判断せず、自分のカードと利用状況に適用されるポイント付与条件を確認することが大切です。