SBI証券のクレカ積立では、利用するカードや年間利用額などの条件によって、もらえるポイントや付与率が異なります。
そのため、「どのカードならポイントが貯まるのか」「どれくらい還元されるのか」「条件を満たしているのにポイントが付かないのはなぜか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SBI証券のクレカ積立でもらえるポイントの仕組みや付与率、ポイントを受け取るための条件、確認しておきたい注意点まで分かりやすく解説します。
クレカ積立を始める前に、ポイント制度の全体像を確認しておきましょう。
SBI証券クレカ積立でもらえるポイントとは?

クレカ積立でポイントが付与される仕組み
SBI証券のクレカ積立では、対象のクレジットカードを登録して投資信託を積み立てると、積立金額や所定の条件に応じてポイントが付与されます。
三井住友カードを利用する場合は、積立金額に対してVポイントが付与されます。
ただし、ポイント付与率はすべての利用者で同じではありません。
利用するカードの種類に加えて、年間カード利用額などの条件によって付与率が変わります。
クレカ積立でポイントを確認するときは、「毎月いくら積み立てるか」だけではなく、「どのカードを利用するか」「ポイント付与条件を満たしているか」まで確認することが大切です。
なお、SBI証券のクレカ積立は月10万円まで設定できますが、上限まで積み立てること自体がポイント付与率を高くする条件ではありません。
ポイント付与率はカードによって異なる
SBI証券のクレカ積立では、利用するクレジットカードによってポイント付与率が異なります。
特に三井住友カードでは、カードの種類だけでなく、年間カード利用額などの条件によってポイント付与率が変わります。
そのため、同じ金額をクレカ積立していても、利用するカードや条件の達成状況によって、受け取れるポイント数が異なる場合があります。
また、対象カードを持っているだけで、必ず同じポイント付与率が適用されるわけではありません。
クレカ積立のポイントを確認するときは、
- 利用しているカードの種類
- 年間カード利用額
- 適用されるポイント付与率
- 各種特典の適用条件
を確認しておくことが大切です。
ポイント付与率だけを見るのではなく、自分のカード利用状況で実際にどの条件が適用されるのかを確認してから、クレカ積立を利用しましょう。
SBI証券クレカ積立のポイント付与率

三井住友カードのポイント付与率
SBI証券のクレカ積立では、三井住友カードの種類によってポイント付与率が異なります。
また、カードを持っているだけで最大の付与率になるわけではなく、年間カード利用額などの条件を満たす必要があります。
主なカードの通常の最大ポイント付与率は、次のとおりです。
| カードの種類 | 通常の最大ポイント付与率 |
|---|---|
| 三井住友カード Visa Infinite | 4.0% |
| 三井住友カード プラチナプリファード | 3.0% |
| 三井住友カード プラチナ | 2.0% |
| 三井住友カード ゴールド(NL)など | 1.0% |
| その他のVポイント対象カード | 0.5% |
※実際に適用されるポイント付与率は、カードの種類や年間カード利用額などの条件によって異なります。
さらに、対象者はOlive関連の上乗せ特典などによってポイント付与率が高くなる場合があります。
そのため、クレカ積立でカードを選ぶときは「最大○%」だけを見るのではなく、自分の年間カード利用額で実際に適用される付与率を確認することが大切です。
三井住友カード公式では、2026年5月26日時点で通常の最大付与率をVisa Infinite 4.0%、プラチナプリファード3.0%、プラチナ2.0%、ゴールド系1.0%、その他のVポイント対象カード0.5%と案内しています。
Olive限定上乗せや資産運用特典が適用される場合は、さらに上乗せされます。
仲介コースによってポイント制度が異なる
SBI証券のクレカ積立では、利用している仲介コースによって、使えるクレジットカードや貯まるポイントが異なります。
たとえば、三井住友カードを利用する場合はVポイントが貯まりますが、髙島屋仲介コースではタカシマヤポイント、東急カード仲介コースではTOKYU POINT、SBI新生銀行仲介コースではアプラスポイントなど、コースごとにポイント制度が分かれています。
また、利用できるクレジットカード自体も仲介コースごとに異なります。
主な例は次のとおりです。
| 仲介コース | 主な対象カード |
|---|---|
| 三井住友カード系の仲介コース | 三井住友カード |
| 髙島屋仲介コース | タカシマヤカード |
| 東急カード仲介コース | 東急カード |
| SBI新生銀行仲介コース | アプラスカード |
| UCS仲介コース | UCSカード |
| JFRカード仲介コース | JFRカード |
| オリコ仲介コース | オリコカード |
| JCB仲介コース | JCBオリジナルカード |
いずれの対象仲介コースにも紐づいていない場合などは、基本的に三井住友カードのみ登録できます。
そのため、クレカ積立のポイントを確認するときは、カードの種類だけでなく、自分がどの仲介コースを利用しているかも確認することが大切です。
クレカ積立でポイントをもらうための条件

クレカ積立利用額は年間利用額に含まれない場合がある
SBI証券のクレカ積立では、クレジットカードで積み立てた金額が、年間カード利用額の集計対象に含まれない場合があります。
たとえば、三井住友カードつみたて投資の利用分は、年間利用ボーナスや年会費優遇の対象となる利用金額には含まれません。
そのため、毎月10万円をクレカ積立して年間120万円を利用したとしても、その金額だけで年間100万円利用などの条件を達成できるわけではありません。
さらに、三井住友カードのクレカ積立ポイント付与率を判定する年間カード利用額についても、クレカ積立利用分は集計対象外です。
年間利用額の条件を確認するときは、クレカ積立とは別に、対象となるショッピング利用などがどれくらいあるかを確認しておきましょう。
ポイント付与率だけでなく、年間利用額の集計対象に何が含まれるかまで確認することが大切です。
SBI証券クレカ積立でポイントがつかない主な原因

対象カードやポイント条件を満たしていない
SBI証券のクレカ積立でポイントが付かない場合は、まず利用しているカードとポイント付与条件を確認しましょう。
クレカ積立に利用できるカードであっても、カードの種類や年間カード利用額などの条件によっては、ポイント付与率が0%になる場合があります。
主に確認したいのは、次の点です。
- SBI証券のクレカ積立対象カードを利用しているか
- 自分の仲介コースに対応したカードか
- 年間カード利用額などの条件を満たしているか
- 本人名義のカードを登録しているか
- ポイント付与対象となるカード・条件に該当しているか
特に三井住友カードでは、カードの種類だけでなく、年間カード利用額によってポイント付与率が変わるため注意が必要です。
「対象カードを登録しているから必ずポイントが付く」と考えず、現在のカードと適用条件を確認しておきましょう。
積立設定やカード登録に問題がある
ポイントが付かない場合は、クレカ積立の設定やカード登録が正しく完了しているかも確認しましょう。
対象カードを持っていても、カード登録や積立設定が途中のままだと、クレカ積立として正常に処理されません。
確認したいポイントは、次のとおりです。
- クレジットカードの登録が完了しているか
- 積立方法がクレジットカード決済になっているか
- 積立する投資信託と金額が正しく設定されているか
- 次回発注予定が表示されているか
- カードの有効期限切れや利用停止がないか
特に、設定したつもりでも次回発注予定が表示されていない場合は、クレカ積立の設定が最後まで完了していない可能性があります。
ポイントが付かないときは、ポイント制度だけでなく、SBI証券側の積立設定とクレジットカードの登録状況をあわせて確認することが大切です。
クレカ積立のポイントを確認するときの注意点

条件変更や改定情報を確認する
SBI証券のクレカ積立では、ポイント付与率や対象カード、年間利用額などの条件が変更されることがあります。
そのため、一度確認した条件をそのまま長期間使い続けるのではなく、定期的に最新情報を確認しておくことが大切です。
特に確認したいのは、次のような項目です。
- ポイント付与率の変更
- 年間カード利用額の条件
- 対象カードの追加・変更
- 仲介コースごとのポイント制度
- ポイントアップ特典の開始・終了
クレカ積立は、カード会社やSBI証券側の制度変更によって条件が変わることがあるため、過去の情報だけで判断しないようにしましょう。
ポイントを確認するときは、SBI証券やカード会社の最新案内を確認することが重要です。
ポイント付与率だけでカードを選ばない
SBI証券のクレカ積立でカードを選ぶときは、ポイント付与率だけで判断しないことが大切です。
一見すると高還元のカードでも、年会費や年間利用額などの条件を満たさないと、想定していたポイント付与率が適用されない場合があります。
確認したいポイントは、次のとおりです。
- 年会費はいくらか
- 年間カード利用額の条件を達成できるか
- 実際に適用されるポイント付与率はいくらか
- 普段使いでも利用しやすいカードか
- ポイントの使い道が自分に合っているか
たとえば、ポイント付与率が高くても、年会費や利用条件を考えると、自分の利用状況ではメリットが小さくなることもあります。
反対に、付与率がそれほど高くなくても、年会費や利用条件を含めて考えると、自分に合っているカードもあります。
そのため、クレカ積立のカードは「最大○%」という数字だけで比較せず、年会費・利用条件・普段のカード利用まで含めて選ぶことが大切です。
SBI証券クレカ積立を始める方法

クレカ積立の設定手順を確認する
SBI証券のクレカ積立を始めるには、対象カードを登録し、積み立てる投資信託と金額を設定します。
基本的な流れは、次のとおりです。
- SBI証券にクレジットカードを登録する
- 積み立てる投資信託を選ぶ
- 毎月の積立金額を設定する
- 設定内容と次回発注予定を確認する
設定する際は、登録するカードがクレカ積立の対象カードか、本人名義になっているかも確認しておきましょう。
また、設定完了後は、次回発注予定が正しく表示されているか確認しておくと安心です。
SBI証券クレカ積立の詳しい設定手順については、別の記事で解説しています。

まとめ
SBI証券のクレカ積立では、利用するカードや年間カード利用額などの条件によって、ポイント付与率が異なります。
ポイントを確認するときは、次の点を押さえておきましょう。
- 利用しているカードの種類
- 年間カード利用額などの条件
- 実際に適用されるポイント付与率
- 仲介コースごとのポイント制度
- クレカ積立利用額が年間利用額に含まれるか
- カード登録や積立設定が正しく完了しているか
また、ポイント付与率が高いカードでも、年会費や利用条件によっては、自分に合わない場合があります。
「最大○%」という数字だけで判断せず、普段のカード利用や年間利用額まで含めて確認することが大切です。


